高校魅力化関係

このページでは笠岡市内の高校再編に関する項目を取り上げます。

真庭市の高校魅力化の取組を視察:2026年9月30日

9月29日(火)高校魅力化の取組の視察に真庭市へ
以下、議事録を掲載します。

高校魅力化および再編に関する意見交換  議事録

概要

 • 日時: 2026年9月29日(火)13:00~14:30
 • 場所: 真庭市役所(4階議会会議室)
 • 出席者: 市側担当者(高校魅力化課等)

1. 高校再編の経緯と市としての基本的スタンス
(1) 高校再編の背景・現状と課題
 • 真庭市内における高校の統廃合(落合高校・久世高校の統合、勝山高校・蒜山校地の統合など)が短いスパンで繰り返されてきた経緯がある。
 • 短期間での再編継続に対し、市民や地域の間には「あきらめ」やネガティブな感情が広がっている。
 • 令和4年度・5年度と2年連続で勝山高校の入学者数が定員割れとなり、県の再編整備対象となった。

(2) 市が主体的に関与・支援する必然性
 • 高校は都道府県(県教育委員会)が設置者であるが、地域に置く自治体として「県任せ」にせず、市として主体的にバックアップしていく必要がある。
 • 中山間地域において高校生の学びの場が狭まることは、地域の担い手・人材育成や地域の活力(まちの活性化)に直結する課題である。
 • 高校を単なる学校としてだけでなく、地域と生徒をつなぎ「地域の活性化を生み出す重要な拠点」と位置づけて支援を行う。

2. 組織体制と行政・教育委員会の連携状況
(1) 推進体制の構築
 • 市長部局に「高校魅力化課」を設置(令和7年度より本格始動・担当課として設置)。
 • 市長部局の強いリーダーシップのもと、教育委員会と密に情報共有・連携を行う体制を整理・強化している。

(2) 市長部局と教育委員会の役割分担
 • 教育委員会: 「教育」の観点からのアプローチ・サポート。
• 市(市長部局): 地域振興・産業・インフラ・予算確保・居住支援など総合的なバックアップ。
 • 双方で目指す方向性(「市内の中学生が真庭の高校を選びたくなる魅力づくり」)を共有し、一体となって取り組んでいる。

3. 具体的な取り組み・施策
(1) 中学生・保護者向け魅力発信と進路選択支援
 • 地元中学生が真庭市内の高校へ進学する流れを作るため、オープンスクールやSNS(Instagram等)を活用した情報発信を強化。
 • 中学・高校の連携(中高連携)を深め、小・中・高を通じた一貫性のある地域学習やキャリア教育を展開。

(2) 特徴的な教育プログラム・探究学習
• AIを活用した探究学習・プログラム:
 • 「Gemini」などの生成AIを活用した対話型ワークショップを実施。
 • 生徒が自身の考えを言語化・深掘りするプロセスを演習し、AI時代の課題解決能力を育成。
 • 地域・学校間連携の取り組み:
 • 市内3校(勝山高校・久世高校・真庭高校等)の生徒が集い、交流・協働できる学習プログラムや場(学習交流センター等の活用)を試行。
 • 専門コース・地域産業との連携:
 • 看護系や農業系(大阪大学との連携による太陽光を活用した植物育成研究等)、林業・木材関連など、地域の産業や実務に即した学びを提供。

(3) 基金の活用と財源確保
• 真庭市高校魅力化基金(新設・運用):
 • 寄付金等を積み立てた基金(運用額約3,600万円規模)を活用。
 • 令和8年度事業として約900万円を投じ、アントレプレナー(起業家)育成、地域課題解決型学習、大学連携事業等へ充当予定。
 • 企業版ふるさと納税の活用:
 • 企業版ふるさと納税を高校魅力化事業に充当できる仕組みを整備・運用。

4. コーディネーターの配置と人選・運営

(1) コーディネーターの役割と重要性
 • 学校と地域、産業界、行政をつなぐキーマンとしてコーディネーターを配置。
 • 単なる連絡調整にとどまらず、生徒のやりたいことを引き出し、地域の事業所や大人とマッチングさせる伴走支援を実施。

(2) 確保と体制
• 地域おこし協力隊(集落支援員枠含む)などの制度を活用し、コーディネーター人材を確保・委嘱。(常勤2名のコーディネーターの予算は市費だが、集落支援員として特別交付税措置有)
 • 外部からの移住者や、地域活動に実績のあるプレイヤーを登用し、柔軟な活動環境を整備。(協力隊とか市外からというより地域で活動されている方を一本釣りしている。)

5. 市民・関係者との合意形成と今後の課題
(1) 市民意見の吸い上げ(「考える会」の設置)
 • 市民、医療・商工・産業・農林業関係者、保護者、教育関係者等を交えた「真庭の高校の未来を考える会」を定期開催。(市長の強い想いああり設置しており、年数回開催)
 • 地域の多様な主体から高校に対する要望や将来像意見を聴取し、市としての提言・方針案作成に反映。

(2) 今後の課題と展望
 • 交通アクセスの確保: 中山間地域における通学の足(路線バス・デマンド交通等)の維持・整備が引き続き重要課題。
 • 県(県教委)との継続的な協議: 県立高校の設置者である県に対し、現場の実情や市の意向・独自支援策を強く働きかけ、再編計画に対する実効性ある協議を継続していく。

【特記事項・感想等】

高校存続に関する市長の強い想いがあり、教育委員部局と市長部局の役割分担が明確にされており、教育員会の担当者は、小中学校の義務教育へ予算を回して欲しいぐらい、高校存続を地域活性化の大きな課題として取り組み、予算付けも年3600万程度行いっている。予算的には新庄村からの寄付2億を源資に運用している。新庄村としても高校が無くなると死活問題との危機感から寄付。

 個々の高校の特徴を出すためには、地域や企業との連携が不可欠ということで、地域に精通したコーディネーターを集落支援員としてフルタイム2名、パートタイムも数名配置している。(コーディネーター費用を集落支援員として、特別交付税対象としている。)

 特に強調されていたには、県と市の役割の分担。県任せにするのではなく、県がやるべきことと市がやるべきことを明確にし、市が主導して取り組みを進める事。公式の協議の他でも、市長、副市長をはじめ、教育長も県庁に行くときはその都度、教育員会へ寄ってもにゅ二ケーションを取っているとのこと。市の本気度が県を動かす。

16:00~17:00

真庭高校

真庭高校で高校生ビジネスアイデアコンク―ルの全国大会出場チームのプレゼン発表
地元行政へプレゼンを見てもらい、意見をもらいブラシュアップする目的で実施。
当日は、産業政策課・DX推進室・林業・バイオマス産業課・農業振興課・教育員会・高校魅力化推進担当課長他参加し、7分のプレゼンの後に担当課から質問等を行う形式で実施。

なお、内容は別紙のとおり。10月25日に佐賀で全国大会が予定されている。
2年前に先輩が「竹関係」で最優秀を獲得している。

臭気対策で協議を進めている業者である「合資会社竹資源」を真庭のコーディネーターに紹介した縁から、週1回真庭高校で「竹資源」の担当者が授業を行っており、竹パウダーとバイオマスの灰、食物残渣をブレンドし「まにタケ」という有機肥料を開発している。笠岡でも牛舎の敷料として竹を活用しており、肥料化の取組も進める予定。

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