高梁市の高校魅力化の取組について

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 6月24日(火)10:00~12:00 高梁市役所教育員会へ学校地域連携担当の福原参与をお訪ねし、高梁市の高校魅力化の取組の「現在」と「これから」について教えていただきました。

笠岡高校の西村校長の前職が高梁高校の教頭で高梁の話を聞いている中で行政のキーマンは福原参与であるとお聞きし、アポどりをしてその概要について教えていただく。

  • 高梁市高等学校魅力化プロジェクトの「現在」と「これから」について

高梁市には県立高校2校、市立高校2校、私立高校1校があり、あらゆるニーズに応えることが出来る選択肢が多様であるのが特徴。

・県立高校がなくなった場合の影響を分析している→自分事として考える

〇中学生への進路選択への影響
〇地産業・経済面への影響
〇人口流出への影響

そんな中で、令和4年 10月のプロジェクトチームの結成から本格的に始動。

関係する8課でプロジェクト組み、教育委員会が事務局。座長は財政担当課長

・職員説明会→職員アンケートの実施・高校生徒との意見交換会 ・令和5年3月には、魅力化ビジョンを策定・・令和5年から動ける予算付け

コーディネーターの存在

・小中のICTコーディネーターが学校連携コーディネーターに 令和3年
・学校地域連携担当(高校魅力化担当)福原参与 令和4年
・暮らしサポーター(協力隊) 令和5年

・市と県立高校との包括連携協「高校生みらい共創課」設置

具体的な事業

・横山コーディネーターが小中高と定期的に訪問しているので、コーディネーターを中心にいろいろなつながりが新しい事業を生んでいる。
・部活動支援・・天満屋陸上部による支援
・みらい共創チャレンジ・・活動支援10万×3
・高梁まちなか美術館・・城南高校デザイン科の作品を町中に展示し市民の方に見てもらう。
・親子ふれあい交流フェスタ・・小学生対象のイベントへの高校ブースの開設。
・通学費助成 等

新たな取り組み

 週1回高校生が2時間程度市役所内で活動→魅力化プロジェクトチームが伴奏

将来的な構想

・高梁コンソーシアム構想・・教育を核にした地方創生を目指す。
 市内5校の強みを生かして学校と地域が協力し合う共同体をつくる。

感想

福原参与は社会教育主事として地域連携を得意分野としてこれまで、高梁中学の校長時代に立ち上げた高梁みらい学を広めるために、退職後に教育員会へ配属されたが、当面の課題である高校魅力化の担当にもなり、半年ぐらいの短い期間で成果を出されている。
 期間のない中で、市民で市の職員をターゲットとして説明会・アンケート等をと基本資料としてまとめている点、財政担当課長が座長として取りまとめている点など、そして、コーディネーターなどの人材の確保も含めてベストなタイミングでの取り組みになったところが成功の要因だと感じた。
 担当で事業を動かしている福原さん自身でお金の係らないことは何でも実践するというスタンスがプロジェクトチームの意識の向上につながっていると思った。
 付属して、小中学校の統廃合の基準についてもお聞きしたが、
小学校の基準は原則として全校で2学級以下、全校児童が14人以下
 中学校は、各学年の生徒数が9人以下と決められている。

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